佐ネ田の旅日記

目標は全都道府県を制覇すること

【石川県】1泊2日の北陸旅<2日目 その2>初めまして金沢

 

こちらの日記の続きです。

sanedasss.hatenablog.com

 

 

北陸の鉄道を存分に楽しんだあとは、無計画・滞在時間たった3時間の金沢観光の始まりです。

 

その① 鼓門・もてなしドーム

真正面から見る鼓門

滞在時間が3時間になるにもかかわらず、金沢に来ようと決心できたのは、この鼓門をどうしても見てみたかったからです。

想像していたより大きく、存在感がすごかった。

下から見上げる鼓門

13.7mもあるずっしりとした門は、日没後から0時まで、ライトアップがされるのだとか。次回以降の北陸旅では、金沢での宿泊も視野に入れようと思います。

 

駅の出口と鼓門の間の、不思議な骨組み?をした天井は、もてなしドーム、というそうです。

交通案内所というものもありました。(観光案内所は駅の中にあったので、交通に特化した案内所みたいです。)

もてなしドーム・交通案内所

バスチケット窓口とも書いてあるので、チケットの販売がメインなのでしょうか。

バス乗り場が多すぎる

バス乗り場が11個もあったので、この辺の案内もしてくれるのかもしれません(調べてもよくわかりませんでした。)

 

 

その② 金沢観光

ひがし茶屋街、兼六園あたりは行っておきたく、歩くには少し遠そうだったので、バスに乗ることにしました。

不覚にも、バス写真を撮り忘れました。

 

まずは、ひがし茶屋街に向かうべく、北鉄バスに乗りました。

ICカードをタッチするような読み取り装置がついていたので、ICOCAをタッチしてみても反応しない。なんだこれはとよく見てみると、北陸鉄道限定のICカード「ICa」しか使えないと書いてあるではないか。

罠でした。

ICOCA、使えないらしい。

 

武蔵ヶ辻・近江町市場で下車し、近江町市場を少し覗いたら、すぐにひがし茶屋街に向かうことにしました。

バスで行こうかとも考えたのですが、どのバス停からどこ行きに乗ったらいちばん近いのかを調べることが面倒で、ここからは徒歩で向かうことにしました。

 

時間がないと言いながら、こういうところを雑に決定できるのは、一人旅の強みです。

 

とはいえ、急がないと観光時間が短くなることは気になっており、早歩きしたり走ってみたりして、何分くらいたったかも確認せず、焦っているうちにひがし茶屋街にたどり着きました。

 

 

その③ ひがし茶屋街

到着するちょっと手前のTimesの看板が白黒になっていました。

「主計町」って「かずえまち」って読むのか

バスの多さといい、景観の条例もありそうなところといい、金沢が、どういう町なのか、なんとなくわかってきたのがちょっと嬉しくなった瞬間でした。

金沢駅があんなに巨大なのも納得です。

古い建物に川に緑に風情を感じる

歩くにつれ、古い建物が増えてゆく

歩くたびに時代が遡ってゆくみたい

ここまでたどり着くと、完全にタイムスリップした気分

雨で地面や建物が濡れているのもまた良かった

「茶屋街」という名前の通り、お茶屋さんがたくさんありました。
お茶の一つでも飲みたかったのですが、きっとそんなことをしていたら、他の観光はできずに帰ることになり、それはそれで悔しいので、今回はお茶屋さんには入りませんでした。

でも、1年以内に絶対にまた来て、茶をしばくぞ。

 

金箔屋さんもあり、素敵な商品がたくさんあったのですが、金欠ぎみの時にものを選ぶと、妥協してしまう可能性があるので、今回は購入を見送りました。

 

一時間弱ほど滞在したかと思います。そろそろ出発して、次は兼六園に向かいます。

ひがし茶屋街のすぐ近くにバス停があり、「城下まち金沢周遊」というバスが来ました。

ミラーの裏がかっこいい

金箔をイメージさせるようなデザインがとってもおしゃれ

このバス乗ろうとしたら、またもやトラップが!
このバスはICOCAが使えるようなので、読み取り機にかざしてみるも、反応せず。

よく見たら、私がタッチしていたのは、クレジットカードの読み取り機で、ICOCAを読み取れるのは、もう一つ別についていた読み取り機の方でした。

2枚目の写真、よく見ると入口にそのことが書いてありました(入口の左右に1つずつ読み取り機がついており、左が交通系、右がクレジットカード。マジか。)

この時点で、2本のバスに乗って、2本とも入口でつっかえて、恥ずかしい。金沢のバス、難易度がとても高いです。

 

そして、兼六園に到着です。

 

 

その④ 兼六園

兼六園入口

入場料320円(安すぎないか?)を支払い、たっぷり1時間ほど、堪能してきました。

木とか草とか花とかって、そのままの状態で、自然にそこにあることだけが美しいわけではないのだと実感しました。

あれだけ広い敷地すべてが作品になっており、ひとつひとつ手入れされているのは、本当にすごかったです。

 

本当に320円で良いのだろうか。なんなら、早朝や盆正月、特定のイベントの時などは無料なのだとか。きっとこれは、より多くの人に見てもらえるようにしたい、という、兼六園(または地元の人?)への愛ですね。

kenrokuen.or.jp

 

さて、次は香林坊に向かいます。
観光地をみることもいいですが、その周辺に住んでいる人が使う街に、とても興味があるのですよね。

 

兼六園からバスで向かいました。こちらも写真がなく、記憶もあいまいなのですが、確かJRバスに乗った気がします。

 

 

その⑤ 香林坊 

バスを下車してまず思ったのは、建物がデカい、密集している。想像の十倍くらい大きな街でした。

建物がデカい

用事はすべてここで済みそう

きっと何でもあるに違いない

時間がなく、少し歩いて眺めた程度なので、本当にすべてがそろっているのかは分かりませんが、街の雰囲気が、そろっているぞ、と言っていました。

 

ラフな格好の人や、制服やジャージ姿の学生が多く、まさに地元の人向けの場所、という雰囲気でした。

金沢、住んで攻略してみたいです。雨が苦手な体質なのが悩みどころですが、福井・富山に囲まれている上に(最近の私は北陸ブームが来ている)、兼六園や、今回行けなかった金沢城公園、茶屋街もあと2つあったはず、近江町市場もあるし、こんな繁華街まであって、魅力的すぎます。ずるくないですか?

ずるくはないか。

 

そろそろ、金沢駅に戻ろう。お土産を買う時間が欲しいので、時短のためバスを使おうとバス停を探すと、見つけたバス停のすぐ奥にバス停が見えます。降車のみのバス停っぽいものもあります。

本当に、なんなんだこの街のバスは。やはり、金沢の民になって、慣れるしかないのでしょうか。

香林坊 バス停①

香林坊 バス停② 

よく見たら、「香林坊⑦」とか「香林坊⑧」になっているではないですか。まさか①~⑥も存在するのでしょうか。

わけのわからないまま、とりあえず近くのバス停で北鉄バスに乗ることができ、金沢駅に戻りました。

 

金箔がかかった食べ物がどうしても欲しかった私は、お土産屋さんで金箔のかかったお団子を購入したあと、IRいしかわ鉄道にて、福井まで戻りました。

 

金沢の魅力に取り憑かれた私は、引っ越すべきか、長めの観光を計画するかをしばらく考えていました。未だに答えは出ていません。

 

 

今回は鉄みが薄い日記になりました。もう金沢を訪れてから2か月くらい経過していて、いろんなことを忘れているので、写真を見て思い出しながら書いたのですが、金沢に住みたい強い気持ちが蘇ってきました。なんで忘れていたのかが不思議なくらい。

また金沢に行くときは、どこから攻略していこうかしら。それとも、引っ越してしまおうかしら。今からわくわくです。

 

続きは、次の日記にて。

私の楽しいが、誰かの楽しいになっていますように。では。